東北芸術工科大学卒業展。

1.東北芸術工科大学卒業展に行きました。

15年程前、当時東北芸術工科大学(以降工芸大)の教授のT教授と出逢い、山形スタイルとして北欧に売り出そうというプロジェクトに参加しました。米織のメーカー5社でクッションなどの小物を造り、ストックホルムに乗り込んだことがありました。そんなご縁から山形市にある芸工大乗り込んだ卒業展に毎年お伺いしております。

2.今年の傾向は

今年目立ったのは、スマホを活用したいろんな提案でした。子供ちゃんがご機嫌にご飯を食べることができるように、お皿の周りに映像を映し出す仕組み。無人駅でインフォメーションする仕組みなどなど。時代ですねー

3.感心したのは

出身地の名産品にスポットを当てて紹介したり、世界中の砂を集めて小石を創作しそれを割って花瓶がわりに使ったり。若者の発想はたいしたものです。その中で1番感心したのは、会津若松出身の卒業生が他の学科の仲間と共に作り上げた、街おこしのプロジェクト。仲間と共に、地元に密着したという点ですぐに会社を立ち上げられるほどの企画に感じられました。

4.頭を柔らかく

長年ものづくりの現場に携わっていると、”あれは無理だな”とか”売れ筋はコレだな”などといった思いが、頭をよぎることがしばしばあります。今日学生さん達の作品を沢山見せて頂き、”えっ””何これ”って結構ありました。今にあった発想でクリエイトしている若者達のパワーと情熱を沢山頂き、私のもの作りに活かせねばと感じました。凄い、面白い角帯を作りたいと思いました‼️