角帯を作る道具”巻取り装置”

角帯を織り上げたものは、織機の前方にある巻取り装置ロールに巻いていきます。

右手中央の木製のロールに巻かれていきます。この巻取りロールの動きを調整しているのが、”巻取り装置”です。

よこ糸を打ち込む”バッタン”と呼ばれる筬打ち装置の動きと連動して、円柱形のオームギアが回転します。それに接している巻取りギアが巻取りロールの開店幅を決めていきます。

よこ糸の打ち込みや角帯の織り上がりの巻き取り量も、織機を動かしている1つのモーターから連動しています。凄い機械ですよね!