あつらえの角帯が出来るまで
誂の角帯のご注文頂きました。宝来屋ではこれまで沢山の誂の角帯を作らせて頂いております。 かつての資料や現在販売している角帯もありますから、 どの規格で表現すればいいかの参考は沢山あります。 その作り方の手順 … 続きを読む あつらえの角帯が出来るまで
誂の角帯のご注文頂きました。宝来屋ではこれまで沢山の誂の角帯を作らせて頂いております。 かつての資料や現在販売している角帯もありますから、 どの規格で表現すればいいかの参考は沢山あります。 その作り方の手順 … 続きを読む あつらえの角帯が出来るまで
宝来屋では毎日角帯を織っておりますが、品種が多いので糸の本数や種類もまちまちなのです。それをいろんな種類の仕掛けという道具を使って織っております。仕掛けと言うのは、たて糸の本数を決める道具で、糸の太さなどで本数が決まる為 … 続きを読む 角帯の作り方”綜絖の糸入れ”
整経と言われるこの作業、細い糸を並べていくのでとても神経を使います。当社のベテラン職人のKさんはこの道35年です。 糸の順番がわかるように、綾(あや)を取る作業をしてます。 今回は試織なので、より細かな作業になりました。 … 続きを読む 角帯のたて糸を並べています。
宝来屋の五代目の角帯を作る原点は、この使い古した教科書”織物(おりもの)”です。40年前大学の専門課程で履修した時のバイブル。初版がいつか記載されてないので、いつから使われていたのは不明ですがよく … 続きを読む 角帯の作り方
ダイイングマシンという、糸を結ぶ道具を使ってたて糸を繋いでいく作業を”つなぎ”と言います。今まで織っていたたて糸と、次に織るたて糸を綺麗に張り並べセットします。ダイイングマシンの右脇のハンドルを回 … 続きを読む 角帯の作り方”つなぎ”
昨日の現場。角帯を織っております。角帯の織り方にもにもいろいろありますが、これは1枚で織って半分にたたんで縫っていく縫帯と呼ばれる織り方。いろんな織組織やデザインを表現できる織り方です。 織機の上にこのジャガードというた … 続きを読む 角帯を織っています。
宝来屋では今日も元気に角帯を織っております。これは、紐付き角帯”一見楽着(いっけんらくちゃく)”を織っている様子です。 真ん中からカットして縫いあげるとこんな感じです。この両端のたて糸を三つ編みに … 続きを読む 紐付き角帯”一見楽着”織っています
糸を返す時に使うのがこの糸枠(いとわく)で、木製で上から見ると六角形の形をしております(ね全国的にこの形は珍しく、西陣や博多の産地では四角の枠(角枠)を使うことが多いようです。当社でも角枠も使いますが、多くはこの枠を使用 … 続きを読む 角帯を織る道具 糸枠
山形県が誇るモノづくりの過程を見学出来る工場の一つとして、当社も取り上げていただいております。 産業観光と言われて久しいですが、我々機屋も見て頂ける工場、環境整備を通して高品質で適正な価格の製品をこの世に送り出せるよう努 … 続きを読む 角帯を作る工場を見学出来ます
角帯はたて糸とよこ糸が組み合わされて、織られている厚めの生地です。そのたて糸を並べる作業が”整経”。文字の通り、タテをととのえる。まずは枠に返した糸を並べていきます。昔は”砂場(すなば … 続きを読む 角帯の作り方 整経(せいけい)