紋紙
角帯を始め織物はたて糸とよこ糸を組み合わせて布地にしていきます。その組み合わせを指示するのが”紋紙(もんがみ)”。1ミリ程度の厚紙で宝来屋では、読み込む装置のジャガードに合わせて2種の大きさがあります。
大きい方が6.5センチ✖️49センチ。小さい方が6.5センチ✖️32センチ。これはジャガードの大きさの違いです。
紋紙はたて糸によこ糸が一本入る時の指示になり、穴が空いているところのたて糸が、織物の上に上がるような指示になります。織柄が大きくなれば紋紙が沢山必要になります。
宝来屋では以前織った商品を半年後にまた織るといった作業も多いので、この紋紙を大事に保管しておきます。毎年新しい柄を沢山作りますので整理整頓が肝心です。