夏の角帯は洋服や着物と一緒で、素材や織組織で見た目や締めた時に涼しく見えたり感じられる商品です。
苧麻角帯(ちょまかくおび)は素材の特徴を活かした夏の角帯です。苧麻はラミーとも呼ばれるイラクサ科の多年生植物。特徴は吸湿・発散性・速乾性に優れた糸。熱伝導率が高いので、ひんやりとした感触が得られます。
そして織組織は、メガネ織と呼ばれる織組織で表面に凹凸感を織出してます。
よこ糸に別色が時々入りますが、この糸は和紙を使用。織組織でよろけたり太細に表現されたりしてます。そんな所もこの角帯の特徴の一つです。