角帯の結び方のしおり

10年程前まで、宝来屋の角帯にはこんなしおりが入れてありました。かつて私達の地元米沢織の組合で作っていた角帯の結び方のしおりです。組合には300社を超える織物製造をする機屋(はたや)さんがあり、角帯を織っている会社も30社程あったと聞いております。その同業者仲間と角帯のしおりを作っていました。中はこんなです。

帯の誕生の歴史と、角帯の結び方の代表である貝の口の結び方。着物がちょっと昔だなーとは思いますが・・・裏目はこちら。

袴を着装する時の角帯の結び方、一文字。米沢は袴の生産も日本一なので、私もよく着想するのでこの結び方もよくします。

角帯の結び方でこの2つと片ばさみを身に付ければ、まずは安心。いろんなシーンで楽しむ事ができますよ。