角帯”空海”

たて糸で、小紋柄を連ねた角帯”空海(くうかい)”たて縞や献上柄が多い角帯ですが、小紋柄で縞の様にたて方向に立涌の様に柄を連ねております。

よく見ると、3本線と2本線が交互に連なり、ドットが散りばめられております。縞もドットも2色の糸でで来ております。

この角帯はたて糸2色で出来ており、たて糸で柄と配色を表現しており、よこ糸は全てたて糸で覆われております。縞はたて糸を数本伸ばし、ドットはまとめて伸ばしております。ベースとなる所は、帯地の基本組織”平織”でしっかり織り上げております。実際に締めてみるとこんな感じでしょうか!

金茶の濃淡で表現された優しい縞柄とドットの角帯”空海”いかがでしょうか?